むしかじょるに 波佐見混声合唱団 HASAMI MIXED CHORUS
 最近の活動状況について  *2020年6月よりコロナのため練習休止。
2022年4月16日定期総会・練習再開。その後再び休止、6月10日再開。7月22日から8月末まで休止→9月末まで延長。10月7日練習再。
11月〜2023年1月20日休止。1月27日から練習再開
*愛唱歌の楽譜作成および来る2023年の結成30周年記念誌作成にあたり委員会設立。
2023年11月、波佐見混声合唱団結成30周年記念誌発刊。12月3日第15回定期演奏会開催。
【発足当時の秘話】
1991年11月、九州交響楽団との「西海讃歌」演奏会が終わったあとの興奮が冷めやらず、歌に魅せられた男性数名により「アル・コラール」なる、少々酒臭く怪しげな男声合唱団が結成され、当時まだ独身の井手先生の指導のもと、合唱の腕(喉?)を磨くも、何かもう一つ物足りない。
そこでいささか不純な目的を内に秘めつつ女性団員の勧誘を続けた結果、1993年9月、ようやく混声合唱団に格上げ、さまざまなジャンルの合唱曲に挑戦しながら成長してきました。先生の結婚、転勤、子育てなど、さまざまな紆余曲折を乗り切り、2018年で四半世紀の歴史を刻みました。今では団員約35名の押しも押されぬ立派な(?)混声合唱団に育っています。
【混声合唱団の特徴】
波佐見をこよなく愛す指導者は、これまであまり顧みられることの無かった波佐見の民話や歴史を題材にした物語を創作し、それを合唱曲に仕立てたり、波佐見出身の児童文学者・福田清人の作詞した町内の校歌などにも光を当て、俳句などに新たに曲をつけるなど、波佐見にまつわる曲を数多く手がけています。団員の中には町外出身者も少なからず居ますが、皆嬉しそうに「波佐見に生まれてよかった〜!」と声を揃えて歌っている、波佐見愛にあふれた合唱団です。左の写真は2007年8月、福田清人生誕の地で行なった「春の目玉コンサート」での演奏風景です。
【混声合唱団のこれから】
経験を重ねることにより歌声に磨きはかかっても、小さな音符を見落としたり今風のリズムについていけなかったりするし、年々記憶力も衰えて暗譜には苦労しています。・・が、いざという時の底力はまだまだ若いモンには負けません。結成以来四半世紀の間には困難もありましたが、さまざまな分野のプロが集まったアマチュア合唱団の強みで、そのつど乗り越えてきました。
心はいつも青春・・・とはいえ正直なところ、団の平均年齢は黙っていれば確実に年1つずつ上がっていくのが心配の種でしたが、ようやく波佐見児童合唱団で育った世代が大人になり、入団してくれるようになったのは嬉しいことです。もちろんそれほど若くなくても新団員の入団はいつでも大歓迎です。
〈団員〉2018年現在
ソプラノ=7名 メゾソプラノ=4名 アルト=6名 テナー=6名 ベース=6名 合計29名
〈役員〉 役割
団長 団をまとめ、引っ張っていく責任があります。
副団長(2名) 団長の補佐役として常に寄りそっています。
事務局 事務的なことをすべて担当する、たいへん面倒な役回りです。
会計 団のお財布を握り、いろんな場面で細やかな気配りも欠かせません。
パートリーダー 男声2つ、女声3つのパートをまとめ、連絡事項を回したりします
顧問・幹事
(各2名)
相談役・ご意見番として団を温かく見守り、時に適切なアドバイスをいただきます。
〈指導者〉
指揮者:井手敏彦 昼間は小学校の音楽教師として多忙な日々を送りながら、混声合唱団のほかに、波佐見児童合唱団と、お隣川棚町の男声合唱団「オールド・ダックス」と、3つもの合唱団を掛け持ちする合唱の申し子のような方です。最近は地元に伝わる歴史物語を元に合唱絵巻2本、脚本からオリジナル曲などの合唱アレンジまで数多く手がけ、夢はますます大きくなっていくようです。
ピアニスト:井手紀子 中学生の頃から児童合唱団のピアノ伴奏を担当するなど、合唱団とのかかわりも深く、混声オリジナル曲のピアノ伴奏は主にこの方が創作されますが、楽譜に起こさないまま演奏会本番まで持っていかれるので、時々ご本人も「こうだったかしら?」とおっしゃる自在さです。子育ても一段落して、ますます音楽浸けの日々が続くようです。
作曲家:小川源 佐世保在住の合唱指導者であり、大作曲家である先生が、「波佐見混声が好き」というシンプルな理由で片田舎の波佐見までわざわざ足を運び、発声の指導をしてくださっています。そればかりか混声オリジナル曲の作曲も次々に手がけていただき、「鴻の巣物語」や「べんざらとカチガラス」などの組曲が素晴らしいできばえで、団員が心を一つにして歌った演奏会は大成功となりました。
副指揮者:鶴羽蓉平 波佐見児童合唱団OBで高校時代は一時波佐見混声に所属し、声楽を小川源先生に師事、九州大学男声合唱団コールアカデミーでは学生指揮者として活躍してきた、井手先生の秘蔵っ子。テナーパートに属しつつ、2019年の東彼合唱祭では指揮者デビューも果たしました。町役場に勤務し、合唱が縁でかわいい伴侶も得てさらにパワーアップし、混声を盛り上げています。
〈パートひとことコメント〉
【ソプラノ】
主にメロディ部分を担当するソプラノ1はそれぞれが歌う力を持ったメンバーですが、年齢を重ねていくうちに、少しずつ「あれっ・・?」が増えています。でも最近入団してくれた波佐見児童合唱団OGの若い力で「よいしょ!」と引っ張り上げてくれて、何とかピッチも良くなりました♪
【メゾソプラノ】
いわゆるメゾという音域担当、普段はソプラノと一緒に歌いますが、たまにソプラノと分かれてアルトとの中間の微妙な音を歌い、またあるときはアルトの助っ人に回ることもあり、楽譜の中で上に行ったり下に行ったりと、うっかりすると迷子になりそうです。ふと気が付くとメゾの中でハモってる!・・なんていうことも。
【アルト】
「少女みたいな声は要らない、丸太ん棒のような太い声を!」との指揮者のご要望に応え、持ち前の「かわゆいキャラ」は封印して、地味な旋律・地を這うような声で、縁の下の力持ちを演じております。チームワークは抜群で、パート練習のほか時折アルトだけの宴会を催しては普段のストレス発散(?)はじけています。
【テナー】
混声合唱のハーモニー、メロディー、リズムのカギを握る華やかなテナーですが、お酒とカラオケをこよなく愛す面々です。15年前に比べても若さはぜんぜん劣りません(・・と自分に言い聞かせ)これからも大いに飲んで歌って、ますます若さを保つ計画なり。
【ベース】
気持ちの若さといぶし銀の如き低音の魅力が自慢のベース。スロースターターで新曲の音取りの時に常に遅れを取るものの、そのラストスパートのものすごさ、他のパートを一気に牛蒡抜き、チームワークと気合でやっつけます・・・が、たまーに暴走します。
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