むしかじょるに
小さな町の音楽情報      NPO法人波佐見講堂ファンクラブ情報
マジカル・ミステリー・サウンド・・・奇跡の音楽堂は残った!
《新着ニュース》
波佐見講堂プロフィール 過去の講堂ニュース 講堂の新着情報
 
 第12回Bravo the Brass!!コンサート
 恒例の地元中高生による吹奏楽の祭典・Bravo thi Brass!、今年で12回目となります。この数年、ブラスに限らず多くのクラブ活動が新型コロナ感染症の影響で活動を大きく制限されてきましたが、ようやく以前のように地域をまたいでの活動も自由に行えるようになりました。新学期を迎えた中学、高校では新入生の入部を心待ちにした在校生がこの演奏会に向けて腕を磨いてきたところでしょう。今年は郡内すべての中学校、高校からの参加が見込まれ、講堂の建物も手狭に感じられるのではないかとうれしい心配もありつつ、演奏会を心待ちにしているところです。ぜひ若い人たちの演奏をお楽しみください。

日時:
2024年4月20日(土) 13:00~16:00
会場:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
出演:波佐見中学校、川棚中学校、東彼杵中学校、
 波佐見高等学校、川棚高等学校、川棚高校コーラス部
 
 
 第1回波佐見講堂おおそうじ大会
 普段から講堂ファンクラブのメンバーで定期的に行っている講堂の掃除ですが、けっこう気分転換にも運動にもなって、すがすがしい気分なので、ぜひメンバー以外の皆さんにもお勧めしたく、このたび講堂おおそうじというのを企画してみました。あくまでボランティア活動の一環としておこないますが、雑巾一枚持参でお掃除に参加していただいた皆さんには飲み物とささやかな記念品を準備しております。特に若い方やこの旧中央小学校に通った思い出のある卒業生の皆さんに加わっていただけると嬉しく思います。
集合は9時半、作業は1時間程度を予定しています。また、雑巾以外の掃除道具もあります。
そしてこれを機に行動ファンクラブのメンバーとして活動してみたい方も大歓迎です!
 
 
 第18回講堂義援コンサート
 思い返せばここで初めてチャリティコンサートを開催したのが2010年でした。その翌年3月11日の東日本大震災をきっかけに、音楽の力で何かできないものだろうかと、「災害義援」として毎年春に開催することになり、2016年4月の熊本大地震発生後は春と秋に開催し、耐震工事の2年間も会場を変えつつ毎回義援金を各地の被災地に届けてきました。2021年からは新型コロナウィルス感染症の流行拡大によりブランクがありましたが、その後も水害などの被災地に義援金を送り続けてきました。
 そして今年、2024年元旦の能登地方大地震は衝撃的で、「何かできることは?」と誰もがいたたまれない気持ちの中、5月の予定だった義援コンサートを前倒しして3月に開催することになりました。災害の被災地を応援し、音楽を楽しむ集いにぜひご参加ください。


日時・・・2024年3月10日(日)13:30~16:00
会場・・・波佐見講堂
入場・・・無料

出演
♪ジェバール
♪J×J
♪Doug's Friends
♪オッキー
♪ウクレレフレンズクラブ
♪花の音と仲間たち(オカリナ)
♪秋吉&こそめ
♪マリコ&ひろこ
♪オブリガード
 
 
 波佐見講堂吹奏楽フェスティバル
波佐見講堂で3年目の開催となる音楽フェスティバルシリーズ、一昨年のジャズ、昨年のクラシックに引き続き、今年は中学・高校でのクラブ活動として大人気の「吹奏楽」をテーマに「波佐見講堂吹奏楽フェスティバル」として開催します。1日目は11月11日(土)にプレコンサートとして中・高・大学生のブラスバンドが出演し、午前中は町内人気の観光スポット・中尾山と西ノ原での演奏、そして午後は波佐見講堂に集結しての合同演奏を行います。
そして12日(日)は九州管楽合奏団によるプロフェッショナルのウインド・オーケストラの演奏を心ゆくまでお楽しみください。
1日目はすべて無料、2日目は一般が¥1,500、大学生以下は無料となっています。2日目のチケットは波佐見講堂で取り扱っていますので学生券もお早めにお求めください。


11月11日(土)
出演・・長崎大学吹奏楽部、波佐見高校吹奏楽部、
波佐見中学校吹奏楽部 ほか
会場・・10:00~中尾山四季舎、西ノ原工房833スタヂオ
  14:30~波佐見講堂
11月12日(日)
出演・・九州管楽合奏団
指揮・Sax・・織田浩司(オリタノボッタ)
歌・・さえきまゆこ
会場・・波佐見講堂
チケット・・一般¥1,500 大学生以下無料
 主催:講堂音楽フェスティバル実行委員会 
後援:波佐見町教育委員会、波佐見町文化協会、NPO法人波佐見講堂ファンクラブ 連絡先:0956-85-2639(田﨑)
e-mail:tkworld.mm@coast.ocn.ne.jp
 
 講堂miniコンサート
 暑い暑い夏もようやく終わり、秋風が心地よい季節になりました。
音響の素晴らしい講堂で上質な生演奏を聴きたいという多くのお声にお応えして、
企画した「秋の講堂miniコンサート」
出演は弦楽五重奏のユニット「Queentette」と
中国に古くから伝わる弦楽器・二胡の演奏グループ「美韶(メイシャオ)二胡の会」の皆さんです。
入場は無料となっておりますので、お誘いあわせの上ぜひお越しください。


日時・・2023年10月15日(日)
開場・・13:00 開演;13:30
場所・・波佐見講堂
 
 第17回講堂義援コンサート
 *5月20日(土)の「みどりの風チェロコンサート」については日本フィルのページをご覧ください。
ようやく日常が戻り、波佐見陶器まつりも通常通りの開催が決まりました。
連日人々が訪れ、ずいぶん賑わいを取り戻してきた波佐見講堂でも春を待ちかねてすでにいくつかのイベントが開催されており、春と秋の定期イベントである義援コンサートももちろん開催されます。おかげさまで今回で17回目を迎え、出演は常連さん・新人さん交えてジャンルも年代もさまざま、にぎやかなラインナップとなっています。久々の演奏に出演者もたいへん気分がアガっているようですよ。
もちろん、併せてカフェコーナーや名物のチャリティバザーも開催予定ですので、音楽を楽しむついでにぜひ覗いてみてください。
なお、前日までにバザー用品の寄付を受け付けています。

日時:2023年5月21日(日) 13:00~16:00
会場:波佐見講堂
入場:無料
主催:NPO法人波佐見講堂ファンクラブ

〈出演予定〉
♪ジュバール
♪幸地愛子&Friends
♪オカリナ花の音
♪竹ノ下左千夫
♪溝口剛バンド
♪オカリナの森アンサンブル
♪Doug's Friend
♪松本利勇(ピアノ)

 連休中の開館と「講堂ピアノ」開催のお知らせ
 
いよいよゴールデンウイークも近づいてきましたが、お出かけの計画は進んでいますか?
波佐見講堂は期間中も平常通り12時から16時までの開館となっています。講堂内では先日開催されたスケッチ大会の作品が展示中ですので是非お立ち寄りください。

講堂ピアノのお知らせ
 そして、5月3日には毎回大好評の「講堂ピアノを開催予定です。時間は午後1時から4時までの予定です。
陶器市の賑わいの中に響く涼やかなピアノの調べをお楽しみください。
なお、演奏ご希望の方は12時半までに受付をお済ませください。
 第11回東彼杵郡内吹奏楽演奏会Btavo the Brass!! 開催のお知らせ
 


 これまで新型コロナウィルス感染拡大のため我慢を強いられてきたこどもたち、中でも感染を広げる恐れのある競技や音楽関係の部活動は活動を大きく制限され、本当に苦しい3年間だったのではないかと心を痛めます。しかし何事にも終わりが来るし、苦しみを乗り越えた先には明るい希望があるものです。
そんなわけで春の講堂で恒例となっていた郡内中高生吹奏楽部の祭典「Bravo the Brass!」、今年は何とかいつも通りの日程で開催することになりました。まだまだ完全に収束とは言えない状況のことで、生徒達の安全を第一に行なわなければなりませんので観客数も演奏者の人数も場合によっては制限されることになるかもしれません。それでも生徒たちの明るく力強いブラスの響きはきっと聴くものにも元気を与えてくれるに違いありません。

Bravo the Brass! in 波佐見講堂 Vol,11
日時:2023年4月15日(土) 13:00~16:00
入場:無料(ただし場合によっては人数制限有)
主催:NPO法人波佐見講堂ファンクラブ


〈出演団体〉
●波佐見中学校吹奏楽部
●川棚中学校吹奏楽部
●東彼杵中学校吹奏楽部
●波佐見高等学校吹奏楽部
●川棚高等学校吹奏楽部
●川棚高等学校コーラス部
 
 
 第5回 紙飛行機を飛ばそう大会
開催:令和5年3月5日(日)
時間:13:00受付開始 14:00競技開始 16:00表彰式
会場:旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂(波佐見講堂)
参加費:300円

知恵とアイディアで勝負しよう!

この競技ではサトウキビを原料に作られた折り紙ヒコーキ協会認定のバガスという競技用紙(A4)を使用し、
切り目をつけたり貼り合わせたりせずに飛行機を折り、
それを使って紙飛行機の飛行距離と滞空時間を計測します。
競技は小学生の部と中学生以上~一般の部門に分けて行われ、上位成績者には賞品を準備しています。
どうぞ奮ってご参加ください。
なお、定員は30名とし、余裕があれば当日のお申し込みも受け付けますが、
できるだけお早めにお申し込みください。

【申し込み・お問い合わせ先】
NPO法人波佐見講堂ファンクラブ
mobile:090-3320∸0807(事務局・田崎)
mail:tkworld.mm@coast.ocn.ne.jp
 
 ジョン・ビリング、池末みゆき ライアーコンサート
 
ライアー(Leier)とは1926年にドイツの教育学者・ルドルフ・シュタイナーの思想のもとに新しく作られた、音楽療法のための楽器です。日本では「千と千尋の神隠し」のエンディングテーマ「いつも何度でも」で使われたことで有名になりました。
余韻のある減衰音が脳と心を癒しますが、録音機器に正確に入りきれないといわれています。
ぜひ生演奏で、その響きをお楽しみください。

日時:2022年11月20日(日)14:00~16:00(開場13:30)
会場:波佐見講堂
チケット
S席:当日¥5,500(前売り¥5,000)
A席:当日¥4,500(前売り¥4,000)
B席:当日¥3,500(前売り¥3,000)
*波佐見町在住の方は割引があります。お問い合わせください。
問い合わせ先:肥後ライアーの会 yamanekoyouko@goail.com

【演奏者プロフィール】
池末みゆき(幼児教育者、ライアー指導者)
1971年、ハンガリーにてコダーイシステムを学ぶ。
日本でわらべ歌や民謡、伝承遊びを取り入れた保育を行う中でシュタイナーの教育思想と出会い、芸術教育の重要性を実感。
海外のシュタイナー施設の見学や実習の中で音楽療法に使われているライアーに出会い、演奏家・教育課として尽力している。

John Billing(ライアー奏者、作曲家、指導者)
1952年イギリス、サフォーク州生まれ。
1976年、キャンプヒル運動を知り、そこで初めてライアーと出会う・
1980年代、ベルリンで音楽療法について学ぶ。
ベルリン滞在中、ふとしたきっかけによりギターからライアーへ演奏する楽器を完全に切り替える。
1995年ライアー奏者として活動を開始し、世界各地で活躍中。
講堂ピアノ開催!
 
10月も末ともなれば例年なら暖房が欲しくなる時期ですが、今年はいつまでも秋のさわやかさが残り、22,23日の音楽フェスティバルも大盛況でありました。
そんなわけで、11月に入ってもまだイベントが目白押しの講堂で、大好評の「講堂ピアノ」を開催することになりました。ピアノを練習中のちいさい子どもたちから、腕に覚えのあるオトナの皆さん、定年後の趣味で始められた皆さんまでどなたでも参加できます。素晴らしい響きを持つ講堂に備えられたグランドピアノで、ぜひ聴衆をうならせてください。

日時:11月6日(日)12:30~16:00
場所:波佐見講堂
参加申し込み:当日12時に会場にお越しください。
 波佐見講堂クラシックフェスティバル
 
 昨年のジャズフェスティバルに続き、波佐見講堂での音楽イベント第2弾はクラシックを楽しもうということで、九州交響楽団のメンバーを中心にした「波佐見ムジークフェラインゾリステン」の皆さんとともに講堂の素晴らしい響きをご堪能ください。
今回はプレコンサートとして10月2日(日)に長崎大学と活水女子大学の皆さんに楽器を使ったワークショップを計画しています。


そして本番の前日10月22日(土)にも「午後のリサイタル」としてフルートとギターによる演奏をお聴きいただき、建築家の中村享一氏にその響きの秘密などを解き明かしていただきます。
そして本番は10月23日(日)。子どもたちにもなじみの深い「動物の謝肉祭」をはじめ、誰もが一度は聞いたことのあるクラシックの名曲をじっくりとお楽しみください。
どの日程も大学生以下は無料となっていますが、新型コロナウィルス感染対策のため、予約が必要です。どうぞチケットはお早めにお求めください。また、ご予約された方で当日都合が悪くなられた場合はぜひご連絡をお願いいたします。

穏やかな秋の風が心地よく吹き抜ける講堂で企画された今年の音楽フェスティバルは3日間の演奏会が盛会のうちに終了しました。チケットの売り上げにはスタッフ一同大変気を揉みましたが、最後まで粘り強く広報活動を続けたことで、町内はもちろん、遠方からも多くのお客様が足を運んでくださいました。
22日のリハーサルでは、世界的なギター奏者の山口修さんがステージで奏でたワンストロークに一同度肝を抜かれました。
小さな楽器の細い弦から発したかすかな音一つ一つがホールの一番奥までクリアなままで届くのは、やはり講堂自体が一つの楽器となっているのだなと実感した次第です。
建築家・中村享一氏の語られる講堂の特性や魅力を見事に裏付けた素晴らしい演奏でした。

23日には波佐見ムジークフェラインゾリステンの皆さんが勢揃いし、普段あまりクラシックに親しむ機会のない方でも一度は耳にしたことがある、魅力的なプログラムが並び、「森の音楽会」では管楽器の奏者が間に演奏を挟みながら自分の担当楽器を紹介するフレーズを歌うという離れ業を演じて見せました。
後半の聴きどころ「動物の謝肉祭」も小編成に合わせた編曲がなされ、1曲ごとに俳優・木内(きない)里美さんによる楽しい解説が挟まれていたので、ちいさな子どもたちにも聴きやすくなっていました。ただ、今回のプログラムは若い人たちや子どもたちに楽しんでもらえることを一つのコンセプトとして企画したにも関わらず、思ったほど子どもたちの参加が少なかったのは残念なことでした。
 
 第16回災害義援講堂コンサート
 *今回の義援コンサートの募金は令和2年九州北部豪雨災害復興のために使われます。
2009年5月に講堂の保存が決まったお祝いのライブを開催して以来、講堂の素晴らしい響きを多くの皆さんと分かち合いつつ、日本各地で多発する自然災害の被災者を支援するための募金活動を行ってきて、今回は16回を数えました。出演者の皆さんはこのコンサートの趣旨に深く共感され、純粋に演奏できることをたのしみ、ノーギャラの上、来場の皆さんとともに募金にも応じてくださいました。本当にありがとうございました。
募金箱とバザーの売り上げ、そしてパン屋さんとキッチンカーからも売り上げの一部を募金していただき、総額47,380円は波佐見町社会福祉協議会を通じて日本赤十字社に寄付されました。ご協力いただいた皆さんに心より感謝申し上げます。
   ■当日のプログラム■
13:30~  アンデネス・フォルクローレ
13:50~  伊万里吹奏楽団
14:15~  Quartet Tsugumi(チェロ三重奏)
14:40~  しょうちゃんず(Better Daysからのスピンオフユニット)
15:00~  かおり
15:20~  Second Life(男性デュオ)
15:45~  秋吉利克
16:10~  波佐見高校吹奏楽部
 
 波佐見講堂ジャズフェスティバル
 
 2025年度国民文化祭が長崎県で開催することが決まり、波佐見講堂もその会場の一つとして候補に上がっていることから、毎年地域の人々も巻き込んだ音楽祭を開催することになりました。今年はその第一弾としてジャズバンドを招聘し、地元の中高生や大学生とともにコンサートを開催します。
演奏会のほかクリニックやワークショップも予定しています。波佐見ではめったに聴くことのできない素敵なコンサート、ぜひ多くの皆さんと音楽の楽しさを共有したいと思います。
なお、新型コロナウィルス感染の状況によっては日程の変更・あるいはイベントの中止もありますのでご注意ください。また、入場の際は感染防止対策にご協力をお願いいたします。


 10月18日(土) 音楽ワークショップ「波佐見講堂とジャズの魅力」 入場無料
 
14;00~

14:50
15;00~


16:00
第1部
 「波佐見講堂と音楽と」 永田 明

「ジャズができるまで」 安川 徹
---休憩---
第2部
ジャズの歴史と名曲たち 長崎大学・活水女子大学学生

明日のコンサートに向けて 堀内 伊吹
 10月17日(日)  SHOWJI SUGAWARA BIG BAND
 14;00





16:00
 第1部
Perdido Charade...etc

---休憩---
第2部
Caravan
Chibil Medley...etc

 16:10~
~17:00
 音楽クリニック(学生)
終了
 
   
第9回 Bravo the Brass!
昨年度は新型コロナウィルスによる一斉休校などのため秋に開催となった郡内中高生吹奏楽部の祭典「Bravo the Brass!」、今年は何とかいつも通りの日程で開催することになりました。ただ、観客数をどれくらいなら許容できるのか、生徒達の安全を第一に行なわなければなりません。また、演奏者の人数も場合によっては制限されることになるかもしれません。それでも少しずつ前に進んでいかなければなりませんし、明るいブラスの響きはきっと聴くものにも元気を与えてくれるに違いありません。

Bravo the Brass! in 波佐見講堂 Vol,9
日時:2021年4月17日(土) 13:00~16:00
入場:無料(ただし場合によっては人数制限有)
主催:NPO法人波佐見講堂ファンクラブ


《当日のプログラム》
12:55~ 開会挨拶 森田法幸(波佐見町教育委員会教育長)
13:00~ 川棚高等学校コーラス部
      夜に駆ける、ハルノヒ、スタジオジブリ・メドレー
13:20~ 波佐見高等学校吹奏楽部
      GUTS!、花は咲く、Make Her Mine
13:40~ 川棚中学校吹奏楽部
      トイズ・パレード、The Sound of SIMON、ほか
14:00~波佐見中学校吹奏楽部
      学園天国、ParadiseHas No Border、崖の上のポニョ、宝島
14:30~川棚高等学校吹奏楽部
     ジークフリート、宿命、ある素敵な日に、Friend Like Me、群青
15:00~閉会挨拶 立石聰(NPO法人波佐見講堂ファンクラブ代表)

当日、午前中は雨が降っていましたが、子どもたちが集まってリハーサルをしているうちに次第に明るくなり、正午にはすっかり晴れてくれました。コロナ対策として会場に入る人はすべて検温、消毒を徹底し、氏名や連絡先を記入していただきました。また、講堂の窓を開け放ち、消毒済みのスリッパを準備、椅子も間隔を置いて並べたので普段より客席数が少なくなってしまいましたが、何とか演奏会の開催にこぎつけることができました。昨年からクラブの活動も制限され、発表の機会もほとんど無かった子どもたちでしたが、それぞれがしっかり自主練習を続けていたらしく、昨年秋からのめざましい成長が感じられる素晴らしい演奏を聴かせてくれました。演奏会の終わりに各学校の部長さんから感想を聞くと、仲間と合わせることができ、吹奏楽の楽しさを味わったとか、他の学校の演奏を聴き、とても刺激になったなど、演奏会をたいへん楽しんでくれたことが分かりました。これから先、コンクールなどが開催されるかどうかも不透明な中、生徒達が前向きに演奏に取り組み、音楽の楽しさを体感していることに頼もしさを感じました。
第3回折り紙ヒコーキ大会in波佐見講堂
毎回大好評の「折り紙ヒコーキ」大会、昨年は2月に開催しましたが、今回はコロナの様子を見ながらの開催なので告知もごく控えめに、参加者も少なめにしています。当日配布する日本折り紙ヒコーキ協会認定の競技用紙(A5)を使って競技開始の14:00までに各自紙ヒコーキを折って、その後滞空時間と飛行距離の測定結果により優勝と準優勝を判定します。なお技術・体力に差があるため、小学生低学年・高学年の部と中学生以上一般までの3部門でそれぞれ競技することとします。
冬の講堂はなかなか寒さも厳しいのですが、その寒さを吹き飛ばす熱戦を期待しています。

日時:2021年3月28日(日)13:00受付14:00開会(終了予定16:00)
集合:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
参加費:¥300(当日)
申込:波佐見講堂ファンクラブ事務局 TEL0956-85-2639 FAX0956-85-5764
※申込用紙は各学校から配布しておりますが、波佐見講堂にもあります。
※締め切りは設けていませんので当日申込みも可ですが、会場の都合で先着30名までとさせていただきます。
 前夜の雨で心配された講堂の桜はけなげに残っていて、往時の卒業式はこんな風だったかなあと思いつつ眺めました。
今回の参加は一般4名を含む14名で、飛距離の部門、滞空時間の部門でそれぞれ腕によりをかけて折り上げた紙ヒコーキを2回ずつ飛ばして競技を行ないました。毎回参加しているベテランから飛び入りでの参加者まで、思いを込めて飛ばすヒコーキの行方を固唾を呑んで見守り、素晴らしい計測結果には拍手も沸きました。
小学校低学年の部、高学年の部、そして中学生以上一般の部でそれぞれ優勝、準優勝者に賞状とメダル、商品が授与されました。今回入賞を逃した子どもたち(オトナたちも?)、叉来年に向けて腕を磨いてくださいね。
第8回 Bravo the Brass!開催
例年春に開催している、中高生の吹奏楽部を中心とした若い皆さんの演奏会ですが、残念ながらコロナウィルス感染症の拡大により延期を余儀なくされました。
10月に入りようやく少しずつ活動が再開されるようになったため、これまでのような東彼杵郡全体への呼びかけは難しいとしても、せめて町内の中高生だけでも開催してはどうかとの声もあり、11月7日に開催することとなりました。思うように練習ができない苦しさや、コンクールなどがすべて中止となってしまった悔しさなどもあることでしょうが、ブラスバンドが大好きな子どもたちの発表の機会を大切にしたいと思っています。
なお、コロナ対策のため、検温や消毒は徹底させていただきます。また、来場者多数の場合は入場をお断りする場合もありますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。


Bravo the Brass! in 波佐見講堂 Vol,8
日時
2020年11月7日(土) 13:00~16:00
入場無料(ただし場合によっては人数制限有)
主催:NPO法人波佐見講堂ファンクラブ

〈当日プログラム〉
13:00~  波佐見高等学校 1.男の勲章 2.ジブリ・ソングス  3.Make Her Mine
13:30~ 川棚中学校
1.「塔の上のラプンツェル」 2.「Make you happy」 3.合唱
14:00~ 波佐見中学校
1、吹奏楽のための「エール・マーチ」 宮下秀樹
2.高嶺の花子さん 清水依与史作曲 佐藤博昭編曲
3.小さな恋のうた MONGOL800作曲 本澤なおゆき編曲
4.THE STARS and STRIPES FOREVER John Phirip Sousa

コンサート当日は朝まで細かい霧雨が残っていましたが、それも昼前には上がり、湿度が高いせいか寒さが緩んで、午後の柔らかな日差しの中で元気な中高生達の演奏が講堂に響き渡りました。新型コロナウィルス感染対策のため、出演する生徒達はもちろん、来場者すべての体温を測り、名前と連絡先も記入していただくなど、これまでとは勝手が違う点もありましたが、密にならないよう、間隔をあけて配置した椅子が後ろまで並び、コロナの世界ではこれが限界かなと思うほどの盛況ぶりでした。
波佐見高校吹奏楽部 指揮:中村やすよ 川棚中学校吹奏楽部 指揮:ホプキンス亜希子 波佐見中学校吹奏楽部 指揮:前田洋子
ライアーコンサート開催
新型コロナウィルスの流行のため、計画していましたコンサートなどのイベントがすべてキャンセルとなり、寂しい日々を過ごしていた講堂ですが、6月から少人数での見学のみを行い、講堂の魅力を来館の皆様にお伝えするなど、少しずつ活動を再開しております。
さて、そんな中、6月に予定していたライアーコンサートを11月に何とか開催することができることとなりました。まだ先のことでもあり、この先どんな状況になるのかもはっきりしませんが、ともかく開催に向けて準備を開始したところです。決定していることだけをまずはお伝えします。


平和への祈り 晩秋に歌う
ライアー・コンサート
と き:2020年11月1日(日) 開場*13:00 開演*14:00
ところ:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
出 演:池末みゆき、アンサンブル肥後ライアーの会
入場料:無料(先着150名様)
申込先:NPO法人波佐見講堂ファンクラブ事務局(田﨑)
mobile: 090-3320-0807 mail: tkworld.mm@coast.ocn.ne.jp

演奏会プログラム
第1部
1.古いケルトの祈り
2.賛美歌 静けき川の岸辺を
3.日本古謡 今様
4.夕焼け小焼け
5.月
6.星めぐりの歌(宮沢賢治)
7.星に願いを
第2部
池末みゆきソロ 秋を歌う
里の秋、ゆりかご、ふるさと 他
演奏会当日の様子
ライアー奏者の第一人者・池末みゆき先生は前日の10月31日から会場の講堂を確認に訪れ、その夜は波佐見に宿泊され、10月2度目の美しい満月を堪能されたようでした。11月1日は好天に恵まれ、昼間は窓から差し込む秋の日差しが暖かくて、開場前から多くのお客様が来て下さいました。コロナ対策として客席の間隔を取り、会場内の消毒はもちろん、事前予約されたお客様の連絡先などの確認や当日の検温など、安全対策に努めました。コンサートは2時間あまり、繊細なライアーの音色が木造の講堂に響き渡り、池末さんの、とても講堂と同じ年代とは思えない、張りのある美しいお声で誰もが知っているような懐かしい歌を堪能することができました。
左端が池末さん、肥後ライアーの会の皆さんとともに 会場は間隔をゆったりと取って、150人で満席です。 あんくるうっど製作のライアー
講堂ピアノ
講堂ピアノ

2020年10月4日(日)13:00~15:00

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、3月以降、講堂でのコンサートは控えており、貴重な春と秋のコンサートシーズンに何もできないもどかしさを感じつつ、清掃活動と土日の開館・見学案内を行なってきましたが、海外で駅や通りにピアノを置いて誰でも自由に演奏を披露できる活動に倣い、10月4日(日)、観客無しでの演奏会を急遽開催します。楽器は講堂備え付けのグランドピアノのほか、アコースティック楽器の持ち込みもできます。

なお、コロナ対策として、参加希望者及び観客の皆様には非接触型の体温計にて検温を行い、37℃を越える方の入場はお断りします。また、消毒液や除菌シートをご用意しておりますので入館前・演奏前にお使いください。一組の演奏時間は10分以内jでお願いします。
その他、詳細は講堂ファンクラブメンバーにおたずねください。
波佐見講堂ファンクラブに県地域文化章
波佐見講堂の解体を阻止することを目的に2001年に結成された「波佐見講堂ファンクラブ」、町で保存されることが決まってからは建物の保全や清掃活動をしながらその魅力を伝えるために様々な活動を続けてきました。2013年5月にNPO法人となり、現在は20名ほどの会員で交代で土日の開館や月に一度の清掃活動などを続けています。こういった活動が評価され、このたび長崎県の地域文化章を授与されることになりました。

授与式で立石代表が受け取った地域文化章と記念のレリーフ(北村西望作)
長崎県地域文化章
NPO法人波佐見講堂ファンクラブ様

あなた方は長年にわたり「波佐見講堂」の保存活動を行い、国登録有形文化財登録に貢献するとともに文化財を活用した文化芸術活動で地域の活性化に尽力するなど地域文化の創造及び振興に大きく貢献されました。
ここに長崎県地域文化章を贈りその功績をたたえます。
令和2年6月12日
長崎県知事 中村法道
 講堂の土日開館についてなど
4月1日 
新型コロナウィルス対策として、当分の間、土日の正午から午後4時までの開館を休止いたします。また、5月に予定していた春の義援コンサートや6月のクレッシェンド解散コンサートなども中止や延期が決まっています。残念ですがしばらくの我慢、また状況が良くなった時にあらためて開催を検討したいと思います。
なお、建物維持管理のため、月に一度の清掃活動および週に一度の風通しを行なっております。
6月8日
※少しずつ規制が緩和され、6月18日からは県境をまたいでの移動もできるようになることから、講堂内部の見学も解禁となります。ただし当分の間、講堂内に立ち入られる際にはマスク着用手指を消毒していただいたうえ、ご住所や氏名などを記入いただく必要があります。また、場合によっては人数制限なども行なうことがあります。ご了承ください。
 
第8回Bravo the Brass!
コンサート日程について

この春はこれまでと少し様子が違い、新型コロナウィルスのため様々なイベントが中止や延期を余儀なくされています。
現在のところ東彼地域中高生の吹奏楽の祭典であるBravo the Brassは4月18日(土)開催を予定しておりますが、
3月中のクラブ活動が制限されている中で、この日程で開催できるかどうか微妙です。
チラシはすでにできあがっていますが、変更の決定があれば随時このページでもお知らせします。
一日も早い収束を祈るばかりです。

※残念ながら春の開催は難しくなりましたが、今後は秋の開催に向けて準備を進めていきますので、もうしばらくお待ちください。
 長崎サクソフォンアンサンブル 1st Concert
長崎にサクソフォンアンサンブルが結成され、その旗揚げ公演として、長崎市のほかに波佐見講堂でも開催されることとなりました。
チケットはただいま土日の正午より午後4時まで開館している波佐見講堂で販売しておりますので、ファンクラブ会員にお声をかけてください。


日程:2020年3月21日(土) 13:30開場 14:00開演
会場:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
チケット:一般¥2,200 学生¥1,200
出演:サクソフォン=方波見一真、清水紀幸、岡紀吏、山道怜奈、田中美織
    ピアノ=水源美恵子、千代島史花

長崎初のサクソフォンアンサンブルのコンサート、我々も楽しみにしていたのですが、
新型コロナウィルスの影響で中止となりました。

また、波佐見講堂で3月12~15日の4日間開催予定だった
Thoughtも同じく中止となりました。
第2回折り紙ヒコーキ大会in波佐見講堂
昨年初めて冬の講堂のイベントとして企画し、子どもたちだけでなく、元コドモの皆さんにも大好評だった「折り紙ヒコーキ」大会、今年も開催します。当日配布する日本折り紙ヒコーキ協会認定の競技用紙(A5)を使って競技開始の14:00までに各自紙ヒコーキを折って、その後滞空時間と飛行距離の測定結果により優勝と準優勝を判定します。なお技術・体力に差があるため、小学生低学年・高学年の部と中学生以上一般までの3部門でそれぞれ競技することとします。
冬の講堂はなかなか寒さも厳しいのですが、その寒さを吹き飛ばす熱戦を期待しています。

日時:2020年2月23日(日)13:00受付14:00開会(終了予定16:00)
集合:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
参加費:¥300(当日)
申込:波佐見講堂ファンクラブ事務局 TEL0956-85-2639 FAX0956-85-5764
※申込用紙は各学校から配布しておりますが、波佐見講堂にもあります。
※締め切りは設けていませんので当日申込みも可ですが、会場の都合で先着50名までとさせていただきます。
 2月23日は快晴でしたが、講堂の中に入るとまだまだ冬の名残で底冷えのする午後でした。震え上がるオトナたちを尻目に、子どもたちは早速紙ヒコーキの試作を折っては講堂中を駆け回って飛ばしていました。
今回の参加は一般12名を含む27名で、飛距離の部門、滞空時間の部門でそれぞれ2回ずつ飛ばしての競技はかなりの接戦となりました。
小学校低学年の部、高学年の部、そして中学生以上一般の部でそれぞれ優勝、準優勝者に賞状とメダル、商品が授与されました。今回入賞を逃した子どもたち(オトナたちも?)、叉来年に向けて腕を磨いてくださいね。
名曲プロムナード(講堂フルートコンサート)
晩秋の午後のひとときを、波佐見講堂のすてきな生演奏でお楽しみください。
昨年6月に改修工事が無事終わり、真夏と真冬を除いてさまざまなコンサートやイベントの会場として活用されることになった講堂ですが、その中でもやはり声楽やアコースティックなど電気機器を通さない音の響きは素晴らしく、いつももっとたくさんの方に味わっていただきたいと感じます。
まだ講堂でのコンサートにいらっしゃったことが無いという方、ぜひ一度この響きを体感してください。

日  時 : 
2019年11月17日(日) 開場 13:00 開演 14:00
出  演 : 
永田明と長崎フルートコンソート、田中美江(ピアノ)
賛助出演:
福岡フルートコンソート

コンサート当日は好天に恵まれ、心配された寒さも思ったほどではなく、
 ご来場の皆様とともに木管の優しく優雅な響きを堪能しました。

8本のフルートによる豊かなハーモニーが講堂に響きました。 講堂ファンクラブ名誉会員である永田明氏のピッコロ演奏
♪当日のプログラム♪

フルート8重奏
イル・プロメッソ(約束)・・・・・・・P.アンゲラー
フルート2重奏、ピアノ
ヘ長調のメロディー・・・・・A.ルビンシュテイン
フルート2重奏、ピアノ
愛の夢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・F.リスト
フルート2重奏、ピアノ
ハンガリー舞曲第6番・・・・・・・・J.ブラームス
フルートアンサンブル、ピアノ
ピッコロ協奏曲ハ長調より・・・A.ヴィヴァルディ

------休憩--------

フルート4重奏
四季の詩情・・・・・・・・・・・・・・・・星出尚志
フルート4重奏
虫の声・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・文部省唱歌
フルート、ピアノ
里の秋、赤とんぼ・・・・・・・・・・・・海沼 実
フルート4重奏、ピアノ
花は咲く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菅野よう子
フルートアンサンブル、ピアノ
「マ・メール・ロワ」より
 妖精の庭・・・・・・・・・・・・・・・・・・M.ラヴェル
第1回波佐見講堂スケッチ大会
最近多くの観光客で賑わう波佐見町西ノ原地区にあって、特に人々の目をひきつけているのが波佐見講堂。
昭和初期に建てられた大型木造建造物は80年以上の時を経てますますその魅力を増しています。この魅力的な講堂の姿を絵に描いてもらい、長く心に留めて欲しいということで、11月3日(日)にスケッチ大会を企画しました。対象は5歳以上、小中学生からオトナまでどなたでも参加できるよう、B4の画用紙だけ準備して、画材は自由としました。


当日はスケッチにはもってこいの薄曇で、晩秋の暖かな日となり、講堂周辺は絵を描く親子連れで賑わいました。午後3時に出来上がった作品を提出してもらい、教育委員会次長や美術教師などの厳正なる審査により21点の中から入選作品5点が選ばれました。参加者すべての作品を11月9日から年内一杯展示していますので、ぜひご覧ください。
第1回波佐見講堂スケッチ大会
日 時:11月3日(日)10:00~15:00(9:40集合、表彰式を15:20から開催します)
場 所:波佐見講堂
対象者:5歳からオトナまで
参加費:¥200
*画板や絵の具などの画材、昼食などは各自ご準備ください。
波佐見講堂・まちづくりシンポジウム
波佐見講堂・まちづくり協議会では、講堂を中心とした西ノ原地区の土地区画整理事業に伴う新たなまちづくりをどのような形で行なうかを、地域と行政が一体となって考えていこうと、九州大学などにも協力をお願いして一昨年から「住民と行政による協働のまちづくり」を目指した話し合いを続けてきました。
この「波佐見講堂まちづくりシンポジウム」は、9月22日(日)に開催予定でありましたが、残念ながら台風接近のため延期となり、改めて日程を調整して、11月2日(土)の開催が決定しましたのでお知らせします。
今回のシンポジウムでは環境工学博士で九州大学大学院教授島谷幸宏氏をお招きしての基調講演、そして長崎総合科学大学教授・林一馬氏、九州大学の樋口明彦氏、アルセッド建築研究所の清水耕一郎などによるパネルディスカッションを行なう予定です。波佐見講堂を中心としたまちづくりの中で、夢プランを語り、景観保全のためのルール作りなども作成していきたいと考えています。
入場無料、どなたでもご参加いただけます。

オータムコンサート2019
日本フィル波佐見支部が主催で毎回大好評のオータムコンサート、今回はヴァイオリンとピアノの演奏会です。昨年6月に波佐見支部の会員数名で岩国「蒼樹庵」を訪問し、石井啓一郎・啓子ご夫妻とお会いして楽しいひとときを過ごさせていただき、今回の企画が実芸することとなりました。長きにわたって第一線で演奏活動を続けて来られたお2人の合ったステージをお楽しみいただけることと思います。

日時:2019年10月19日(土)
   13:30開場14:00開演


会場:波佐見講堂
  
(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)

料金:一般¥2,000 高校生以下¥1,000
     (当日¥300増)
--------------------------------------------------------
10月19日は申し分の無い秋晴れ、講堂の中の気温も暑くも無く寒くも無いし、ピアノの調律も普段よりずっと念入りに行なって準備万端、音楽好きのお客様が遠くからもおいでいただきました。
演奏会前半はシューマンの「ロマンス」のあとブラームスのソナタ3番です。流麗な曲線を描く音の波が講堂を包み込み、山里の秋の午後に何とも贅沢な時間が流れました。15分の休憩のあとはガラッと変わって日本の民謡をモチーフに、外山雄三が石井さんのために書き下ろしたという曲や、ヴァイオリンといえば・・・という代表曲の「ユモレスク」や「チゴイネルワイゼン」、「ハンガリー舞曲」などが次々に演奏され、2時間の演奏会は終わりました。石井さんのユーモアあふれる楽しいMCに加え、切れた弦をコドモたちにプレゼントするなど、サービス精神も旺盛で皆さん大満足の様子でした。
第14回災害義援コンサート
義援コンサートも数えてみると今回で14回目となります。
スタートはまだ先行きが不透明だった講堂保存のために広く皆様から募金を募ってみようというチャリティコンサートとして2009年と2010年の5月に開催しましたが、次の2011年は3月に起こった東日本大震災のために我々も何かしなければという想いから、第1回の義援コンサートとして開催、その後も各地で災害が相次いだことから、義援金の送り先はそのつど話し合って決めながら、2014年からは春と秋の年2回ずつの開催として、数えてみれば今回で14回目となりました。
小さな町の小さなコンサートですからできることは限られていますが、地元のミュージシャンを応援し、皆さんで共に音楽を楽しみながら今後も長く続けて生きたいと考えています。
今回の秋のコンサートで集まった義援金は先の台風で大きな被害を受けた隣町・武雄市へ送ることにしました。

日時:2019年9月29日(日)13:30~
会場:波佐見講堂


---当日のプログラム---
13:25 開会挨拶(立石)
13:30 カオリ
13:50 セレユニーク(オカリナ+ピアノ+ベース)
14:10 しょうちゃんず
14:30 竹ノ下佐千夫ギターデュオ
14:50 オカリナ花の音&森
15:10 ビートル兄弟
15:30 松本&野中(ピアノデュオ)
15:50 Doug's Friends
16:00 閉会挨拶

講堂ファンクラブ事務局:0956-85-2639(田﨑)
(第13回)災害義援コンサート
プロ・アマを問わずノーギャラでもいいから講堂で演奏したいというミュージシャンが集まって講堂の魅力を伝え、あわよくば保存・修復の費用を・・・と始めたチャリティコンサートが、2011年の東日本大震災をきっかけに災害義援コンサートへと形を変え、2016年5月からは熊本地震の被災地へ義援金を送ってきましたが、前回の義援金は結局、直前に起こった北海道胆振地震災害の被災地へ送ったということもあり、いったい何回目だかどこの被災地に向けたものだか、主催者側も混乱してきたというのが正直なところであります。今回は熊本地震災害として7回目ということですが、2011年に開催した東日本大震災のための義援コンサートから8年目、かれこれ13回目の災害義援コンサートとなります。
毎回さまざまなジャンルのミュージシャンにご出演いただいたうえ、同時開催のチャリティバザーに出品までお願いしておりますが、どなたも快く受けて下さり、おかげさまでその売り上げと観客の皆様が募金箱にお入れいただいたお金を毎回、災害を受けた各地に送ることができております。今回はとりあえず「災害義援」と銘打っていますが、皆様からお預かりした募金は協議の上、昨年9月に発生した北海道胆振東部地震の被災地に絞って義援金として送りたいと考えています。
出演者の皆様、ご来場の皆様には心より感謝申し上げます。

日時:2019年5月19日(日) 13:30~16:30
会場:波佐見講堂
---当日のプログラム---
13:25 開会挨拶
13:30 バードランドジャズオーケストラ
13:50 山田駿(ギター弾き語り)
14:10 花の音(オカリナ合奏)共演:オカリナの森アンサンブル
14:30 ふりかけスティック(ポップス)
14:50 しょうちゃんず
15:10 松本&野中ピアノデュオ
15:30 Doug's Friends
15:50 オブリガード
16:10 佐世保ジャズスタディビッグバンド
16:30 閉会
第7回Bravo the Brass!
平成25年(2013)から波佐見講堂で始まった、東彼杵郡内乃中高生ブラスバンドの祭典「Bravo the Brass」、昨年は講堂が使えず、ウェイブホールでの開催となりましたが、昨年6月に耐震工事が無事完成し、この春はまたこのすばらしい講堂で開催できます。
また、長い間トイレが無くて、コンサートのたびに仮設トイレを設置していたのですが、3月末までに隣接した公衆トイレが完成したことも嬉しいニュースです。中学校、高校の生徒さんもまもなく入学してくる新入学生を迎えてますます張り切っていることでしょう。
音楽のあふれる楽しい町で育っていく子どもたち、それを応援する町民・・・きっとまた新しい未来が開けていきそうな気がします。

日 時 2019年4月20日(土) 13:00~16:00
会 場 波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
出 演 吹奏楽部(波佐見中学校・川棚中学校・波佐見高等学校・川棚高等学校)合唱部(川棚高等学校)・・・etc
入 場 無料
主 催 波佐見中学校吹奏楽部、NPO法人波佐見講堂ファンクラブ
後 援 波佐見町、波佐見町教育委員会
連絡先 事務局・田﨑(85-2639)
7th Bravo the Brass! 当日の様子
郡内の学校の吹奏楽部が一堂に会し、お互いの演奏を聴きあい、親睦を深める場をつくりたいと、2013年6月に第1回目を開催し、今年で何と7年目となりました。若い時代の感動はその後の人生にきっとプラスになるという思いで、毎年企画しています。最近では生徒たちも保護者や学校関係者もこのコンサートで会えることを楽しみにしているようです。ただ、人口減少や少子化の影響か、部員が以前と比べると減少傾向にあることが少々気がかりです。そんな中でも頑張って日々の練習を続けている生徒達にとって、最後の合同演奏は格別のものがあったようで、普段は体験できない大人数での演奏は、聴いている我々にもその感動が伝わってきました。


---プログラム---
13:00 川棚高校合唱部(指揮:森田真美子)
僕が僕を見ている(詞:川村元気、曲:岩崎太整、編曲:横山潤子)
Lemon(詞・曲:米津玄師、編:西條太貴)
Oh Happy Day(詞・曲:エドウィン・ホーキンス、編曲:加賀清孝)
Hail Holy Queen(ドラディショナル、編曲:伊藤康英)
13:20 川棚中学校吹奏楽部(指揮:ホプキンス亜紀子)
行進曲「道標の先に」(曲:岡田康太)
SAKURA(曲:水野良樹、編:五十嵐昭伍)
さくらさくらBrass Rock(日本古謡、編曲:宮川成治)
Paradaise Has No Border(曲:NARGO、編曲:佐藤博昭)
13:50 波佐見中学校吹奏楽部(指揮:前田洋子)
マーチ「エイプリル・リーフ」(曲:近藤 悠介)
Jesu, Joy of Man's Desiring~主よ、人の望みの喜びよ(曲:J.S.バッハ)
リメンバー・ミー(曲:Robert Lopez)
勇気100% Brass Rock(曲:Koji Makaino馬飼野 康二、 編曲:Gaku Nozaki)
14:20 波佐見高校吹奏楽部(指揮:竹下夏佳)
映画「ドラえもん のび太の宝島」主題歌・ドラえもん(曲:星野源)
ジブリ・ソングス(編曲:宮川成治)
パプリカ(曲:米津玄師 編曲:郷間幹男)
全力少年(曲:大橋卓弥/常田真太郎 編曲:山里佐和子)
14:50 川棚高校吹奏楽部(顧問:青﨑 正史)
波を越えてはるかに ~吹奏楽のための祝典前奏曲(曲:後藤 洋 )
2018年ヒットメドレー(編曲:下田 和輝)
クイーン・オン・ステージ(編曲: P.MURTHA)
三日月のシャンソン (曲:福田 洋介)
15:20 合同演奏(指揮:高嶋竜一郎)
コンサートマーチ「テイク・オフ」(曲:建部知弘、補作:藤田玄播)
朝から汗ばむ陽気でしたが、講堂に入るとひんやりと心地良い。
川棚高校合唱部に続いてブラス最初の演奏は川棚中学校
参加4校の吹奏楽部合同演奏は息も見事に合って圧巻でした
第3回懐かしのSPレコード鑑賞会
3月に入り例年より早い花の便りが続々と届けば、何だか急かされているような気分になるものです。
そんなわけで毎回ご好評をいただいている、蓄音機を使ったSPレコード鑑賞会を急いで企画してみました。
「懐かしの・・・」と銘打っておりますが、若い方々には電気を一切使わない蓄音機での演奏はきっと新鮮に感じられるはずです。
木造の波佐見講堂にアナログの音楽が美しく響き渡ることでしょう。


♪日時:2019年3月24日(日)午後1時開場、1時30分開始
♪場所:波佐見講堂
♪入場:無料


SPレコードはクラシックからジャズ、歌謡曲、ラテンなど幅広いジャンルのものを準備しております。
また、ご所蔵のSPレコードをお持ちいただいてもけっこうです。ただしLPなどは不可ですので、ご注意下さい。
当日はコーヒーの販売も行ないますので、春の午後、お花見のついでにでもお気軽にお立ち寄り下さい。

*講堂でのイベントにおいて長い間仮設トイレをお使いいただいておりましたが、3月中には新しいトイレが完成する見込みです。
第1回折り紙ヒコーキ大会in波佐見講堂
日時:2019年2月24日(日) 受付開始:13:00 競技開始:14:00
種目:①室内滞空時間競技②室内飛距離競技(本大会では2種目の合計点数で競われます)
対象:①小学校低学年の部②小学校高学年の部③中学生~一般の部
参加費:300円
ルール:
●大会規定の用紙(A4とA5の2種類を各2枚ずつ支給)を用いる。
●切ったり貼ったりせず、折るだけで仕上げた紙ヒコーキを用いる。
●錘をつけたりヤスリなどで加工しないこと。
●登録された選手が紙飛行機製作および投てきを行なうが、選手が要介護者である場合は、主催者が認める代理人が投てきだけを代わって行なうことができる。
その他、競技方法やルールなどは日本折り紙ヒコーキ協会の競技規定に準じて行ないます。

当日は穏やかな晴れで2月にしては暖かい日となりました。受付前から参加の小学生が訪れ、練習用のチラシを使って試作に余念がなく、競技開始30分前には講堂いっぱいにさまざまな形の紙飛行機が飛び交って賑やかでした。
この競技大会、主催者も参加者も初めてのことなので、競技方法や進め方などにいくぶん戸惑いもありましたが、低学年の部17名、高学年の部5名、そして一般の部は9名と、3つの部門それぞれに多くの選手がエントリーし、特に参加が多かった小学校低学年の部では予選も行なわれました。
今回親子連れや一家での参加もあり、和やかな雰囲気がとても良かったこともあって、是非来年以降も続けて行きたいと思いました。
東彼杵郡内中学・高校吹奏楽部アンサンブル演奏会
講堂改修後、初めての吹奏楽コンサートです。
今回はアンサンブル特集、それぞれの楽器の魅力がより感じられる小編成の演奏を中心に、心地良い講堂の響きで御堪能下さい。

日時:2018年11月11日(日)13:00~15:00
出演:東彼杵郡内中学高校吹奏楽部とコーラス部

アンサンブルコンサート当日は爽やかな秋晴れで、外の校庭跡地の松の植え込みの下で音を出すグループもありました。
------プログラム------
13:00 ウェルカム演奏 朝長美紀 
渚のアデリーヌ
13:05 開会の挨拶(立石聰)
13:10 波佐見吹奏楽団 7名 (代表:石橋由紀乃)
さくらんぼの実る頃
飛行機雲
千と千尋の神隠し
13:25 川棚高校コーラス部 11名(顧問:森田真美子)
カッチーニのアヴェ・マリア
アイネクライネ(米津玄師、編曲:田中和音)
メドレー~恋(星野源)~HERO(今井了介)、SunnyBoy(編曲:桜田直子)
栄光の架け橋(北村悠仁 編曲:今村康)
次の空へ(弓削田健介)
休憩
13:50 波佐見中学校吹奏楽部 13名(顧問:篠田陽介)
明日も(SISHAMO 編曲:田嶋勉)
TT(Twice)、ドラえもん(星野源 編曲:郷間幹男)
小さな恋の歌(Mongol 800 編曲:本澤なおゆき)
14:05 川棚高校吹奏楽部 15名(顧問:青崎正史)
ジブリ・コレクション(山里佐和子)、
3つのわらべうた(高橋宏樹)、
Sing Sing Sing(Louis Prima 編曲:福田洋介)
14:30 閉会の挨拶(吉野真佐雄)
立石代表による開会の挨拶 波佐見吹奏楽団は小編成で
楽しい振り付けがついた川棚高校コーラス部の演奏 波佐見中学校、3年生が抜けたけど頑張りました
秋の義援コンサート(第12回災害義援コンサート)
今年の春はまだ工事中であったため、義援コンサートの会場も別の会場を借りての開催でしたが、いよいよこの秋からは本拠地である波佐見講堂で開催することができます。改修記念コンサート以来、多くの皆さんとともに再び町民の宝となって蘇った講堂の響きをお楽しみいただいています。
2011年3月の東日本大震災直後から講堂での義援金を被災地に送り続け、今回で7年目となりますが、その間も災害は日本各地で起こり、さらに支援の必要性が感じられるようになってきました。そこで今後は地域を特定せずに各被災地に向けてのチャリティコンサートにいたします。
そんなわけで今回で12回目となる講堂義援コンサートは、フルートアンサンブルやピアノデュオ、フラメンコなどが出演予定、
ちょっとシックな雰囲気になりそうです。
例年のようにパンやコーヒーの販売、チャリティバザーなども予定しています。
秋のすがすがしい空気の中、ぜひ講堂でしばし音楽の泉に浸ってみませんか


災害義援講堂コンサートVol,12

日時:2018年10月21日(日)13:00~16:00
会場:波佐見講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)
入場:無料

《出演者》
・一美と一郎
・しょうちゃんず
・長崎フルートコンソート
・Qeeentetto(弦楽トリオ)
・松本利勇・野中真由美(ピアノデュオ)
・増野夫婦(フラメンコ)
・オブリガード
・Doug`s Friends
コンサート当日はすっきりと晴れて、朝のうちこそ少し肌寒かったけれど、午後になると柔らかな日差しが心地良く、爽やかな秋の風が心地良い、何をするにも理想的なお天気となりました。
演奏はどの出演者もプロ級なのに無料出演、そのうえバザーコーナーでお買い物までしていただいて、報酬は観客の拍手のみでしたが、皆さん講堂の響きに大喜びで気持ちよく演奏して下さいました。
ご来場の皆様のご協力のおかげで募金のほうも5万を超える額になり、早速北海道の被災地にお届けしたいと思います。
ご来場の皆様、ご出演下さった皆様、ありがとうございました!
講堂改修記念コンサート その2「傘寿(+1)」おめでとう!
1937年(昭和12)の落成から80年、人間で言えば「傘寿」にあたる昨年は、ちょうど講堂が耐震工事中であったため、そのお祝いが先延ばしとなっていましたが、今年6月に工事が完了し、見事に蘇ったことと併せ、改めてお祝いのコンサートを企画しました。長崎県内の教会建築を参考に、音響に重きを置いて設計され、腕利きの職人達によって建築された素晴らしい講堂の響きが確かに戻ってきたことをぜひご自身でお確かめいただきたいと思います。6月のコンサートは合唱でしたが、今回は弦楽や木管などを中心に、ピアノや打楽器も加わった、ちょっと贅沢な編成の室内楽で、クラシックからポピュラー曲まで、親しみやすいプログラムになっています。
旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂
改修記念コンサート その2
日時☆2018年9月30日(日)開場13:00 開演14:00
入場☆一般¥2,000 高校生以下¥1,000
主催☆NPO法人波佐見講堂ファンクラブ
共催☆波佐見町
後援☆波佐見町教育委員会、波佐見町文化協会
《出演》
ムジークフェライン・ゾリステン
・永田明(フルート・編曲)
・松本さくら、葉石真衣(ヴァイオリン)
・田中 茜(ヴィオラ)
・永野紗佑里(チェロ)
・森しのぶ(コントラバス)
・樋口 梨絵(ピアノ)
・徳山 奈美(オーボエ)
・関家 真一郎(打楽器
-----プログラム-----
・アイネ・クライネ・ナハトムジーク(W.A.モーツァルト)
・アダージォとロンド(W.Aモーツァルト)
・タイスの瞑想曲(J.マスネ)
・動物の謝肉祭より「白鳥」(C.サン=サーンス)
・ハッピーバースディ変奏曲(P.ハイドリッヒ)
-----休憩-----
・カッチーニのアヴェ・マリア(V.ヴァヴィロフ)
・ジャズ組曲より(C.ボラン)
・ガブリエルのオーボエ(E.モリコーネ)
・渚のアデリーヌ(P.センウヴィル)
・思い出のサンフランシスコ(G..コウリー、D.クロス)
・アメイジング・グレイス(イギリス民謡)
・アメリカン・パトロール(F.ミーチャム)
今回のコンサート日程は、運の悪いことに想定外の大型台風24号とかち合ってしまいました。
ただ、9月下旬から10月上旬といえば気候も良く、旅行や行楽、運動会その他さまざまなイベントが目白押しだったのですが、それらが次々中止となり、「諦めていたコンサート、行けるようになりました」と急遽こちらに鞍替えして下さった方もあって、台風が必ずしも災難とは限らないようです。幸い福岡や長崎から来られる出演者の皆さんが波佐見に来られるのに支障は無く、気温が低くなっていたため窓を閉め切っても暑くないし、時折強く吹き付ける雨風も講堂内にはそれほど響かず、リハーサルの時から弦楽器や木管、打楽器などの素晴らしい音色が響き、これは素晴らしい演奏会になるという予感がありました。
講堂傘寿のお祝いとして、以前この講堂の保存を訴えて描かれた中野雄二画伯(教育委員会の学芸員)の油絵と、「波佐見の文化ば守る会」の代表であった吉野眞佐雄氏の水彩画(複製)を寄贈していただき、除幕式が冒頭に行なわれました。
今回出演の「ムジークフェライン・ゾリステン」はその名のとおり、ソロでも充分聴かせられる腕前のメンバーで構成され、中でもフルート奏者の永田明氏は長年九州交響楽団のメンバーとして活躍しています。ほかにヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスにフルート、オーボエが加わり、さらにピアノとパーカッションという編成ですから、さまざまな組み合わせで編曲されていて、選曲もオーソドックスなクラシックからジャズ、ポピュラーなどジャンルも多岐にわたり、オーケストラ風の演奏からソロの曲までバラエティ豊かなプログラムです。普段クラシックにあまり馴染みのない方でも楽しめるよう、永田氏の軽妙なMCを挟みながら、美しい音楽のさざなみに包まれて幸せいっぱいのひと時を過ごしました。
ただ、今回残念だったことは、永田氏とも昔からお付き合いがあって、今回の演奏会をことのほか楽しみにされていた、講堂ファンクラブ代表本人が、急病のため演奏会を聴くことができなかったことです。
ぜひ今回で終りではなく、この先も今回演奏して下さった皆様にこの講堂でまた演奏していただく機会を作りたいものだと思います。
講堂改修記念コンサート
2016年暮れから始まった波佐見講堂耐震・復元のための工事もようやく終わり、5月末の引渡しを前にして5月26日、見学会が開催されます。そして6月24日(日)は、講堂ファンクラブ主催、波佐見町が共催で、蘇った講堂との再会を町民こぞってお祝いするオープニングイベント「講堂改修記念コンサート」を開催します。
コンサートには町内のコーラスグループ3団体のほかに、遠く福岡からこの講堂の響きに魅せられ、改修工事完成の折にはぜひ講堂で歌いたいと申し出てくださった九州大学男声団コールアカデミーの皆さんにも出演していただけることになりました。人の声や弦楽などの響きが特に優れている木造の講堂をお祝いするのにはやはり合唱がいちばんですね。
待ちに待った講堂との再会をぜひ多くの皆様とともに喜び、お祝いしましょう!

旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂
改修記念コンサート
日時☆2018年6月24日(日)開場12:30 開演13:00
入場☆無料
主催☆NPO法人波佐見講堂ファンクラブ
共催☆波佐見町

後援☆波佐見町教育委員会、波佐見町文化協会
協賛☆波佐見焼振興会、波佐見陶磁器工業組合連合会、長崎県陶磁器卸商業協同組合

《出演》
九州大学男声合唱団コールアカデミー
コール・はさみ(女声合唱)
波佐見児童合唱団
波佐見混声合唱団
---コンサートのプログラム---
九州大学男声合唱団コールアカデミー(指揮:髙倉 新平・嘉数 隼輝)
 Gaudeamus.・・・・・・・・・・・ドイツ学生歌
 Ruckblick.・・・・・・・・・・・・ドイツ学生歌
 筑紫之咏・・・・・・・・・・・・・詞 万葉集 作曲 藤井凡大
 纏うに淡き・・・・・・・・・・・・福岡高等学校逍遥歌
 琵琶湖周航の歌・・・・・・・作詞・作曲 小口太郎
 いざ起て戦人よ・・・・・・・・作曲 マグラナハン

コール・はさみ(指揮:石多 加代子 ピアノ伴奏:野中 真由美)
 ばら色のクジラ・・・・・・・・やなせたかし 作詞/平吉 毅州 作曲
 七つの子・・・・・・・・・・・・・野口 雨情 作詞/本居 長世 作曲/高田 三郎 編曲
 風よはこんで・・・・・・・・・・三川屋 優 作詞/岡 陽雄 作曲
 ジャマスルナ・ワルツ・・・・やなせたかし 作詞/平吉 毅州 作曲

波佐見児童合唱団(指揮:井手 敏彦 ピアノ伴奏:井手 紀子)
 楽しい世界のうたと懐かしいJ-popメドレー 線路は続くよ どこまでも
~アルプス一万尺~冬の歌~山の音楽家~ゆかいに歩けば~おおブレネリ
~ギンギラギンにさりげなく~おどるポンポコリン~未来へ~見上げてごらん夜の星を
~UFO~アジアの純真~遠く遠く~ありがとう~ヤングマン

合同演奏Ⅰ(指揮:井手 敏彦 ピアノ伴奏:井手 紀子)
  旧波佐見町立東(中央)小学校校歌・・中嶋 英治 作詞/紙 恭輔 作曲

波佐見混声合唱団(指揮:井手 敏彦 ピアノ伴奏:井手 紀子)
 混声合唱のためのヒットメドレー HANAより 花(武島 羽衣 作詞/滝 廉太郎 作曲)
 ~サボテンの花(財津 和夫 作詞・作曲)~さくら(森山 直太朗・御徒町 嵐 作詞/森山 直太朗 作曲)~ハナミズキ(一青 窈 作詞/マシコタツロウ 作曲)~リンゴ追分(小沢 不二夫 作詞/米山 正夫 作曲)~世界に一つだけの花(槙原 敬之 作詞・作曲)~花(喜納 昌吉 作詞・作曲)
波佐見の歌
 再会(あい)たい・・・・・・・・吉村 謹吾 作詞・作曲
 燃え上がれ 窯の火よ・・・吉村 祐子 作詞/小川 源 作曲

九州大学男声合唱団コールアカデミー(指揮:横田 諭)
 Freie Kunst.・・・・・・・・・・・作曲 シュトゥンツ
 男声合唱の成り立ち・・・・作曲 藤井凡大
 小さい秋みつけた・・・・・・作詞 サトウハチロー 作曲 中田喜直
 国の花・・・・・・・・・・・・・・韓国民謡
 Haidenloslein・・・・・・・・・作詞 ゲーテ 作曲 ウェルナー
 エレンカ・・・・・・・・・・・・・ブルガリア民謡
 One moment in time
 Sound Celebration

合同演奏Ⅱ(指揮:横田 諭)
ふるさと・・・・・・・・・・・高野 辰之 作詞/岡野 貞一 作曲/藤井 凡大 編曲
週間天気予報では完全に雨で、梅雨時だから仕方がないと雨対策なども考えていましたが、何と今日は朝から願ってもないような心地よい晴天に恵まれました。会場設営や諸々の準備はもちろん我々が主体ですが、役場の職員たちも積極的に手助けし、また講堂ファンクラブに共感して下さる人々もあれこれ手伝ってくれて、準備も順調に進みました。開場13:30としていましたが、12時前からお客様が次々に入って来られて、パイプ椅子500ほど並べた座席はみるみる埋まり、予備の椅子をすべて出しても追いつかず、ついには立ち見が出る始末です。やはり人々はこの講堂の蘇った姿をご自身の目や耳で確認したいと思われてのことでしょう。受付に500冊以上準備されていたプログラムがほとんどなくなりそうでした。
コンサートはまず波佐見吹奏楽団のステキなファンファーレからスタート、演奏会に先立って講堂ファンクラブ会長と波佐見町長、それに講堂の診断をして下さった林一馬氏からの祝辞、それに修復工事を行った業者からの報告などがあり、いよいよ合唱のコンサート始まりです。
まずは九州大学男声合唱団コールアカデミー約60名の重厚なハーモニーに観客はたちまち心を奪われた様子。次にコール・はさみの皆さんで優しい女声コーラス、そしてハーモニーの美しさに加え楽しさ、そしてかわいらしさで児童合唱団が魅了しました。前半の締めくくりにかつてこの講堂の隣にあった小学校の校歌を全員で歌って、10分の休憩のあとは波佐見混声合唱団。この講堂のテーマソングでもある「再会たい」は、誰もが自分の記憶と重ね合わせて温かい気持ちになります。そして最後はまた男声合唱団で締めて、楽しく素晴らしい演奏会は4時頃終了しました。最後の挨拶では講堂ファンクラブの前身である「はさみの文化ば守る会」代表の吉野氏が、「町長、講堂を立派に修復していただいて本当にありがとう」と感極まって涙ぐむシーンもありました。お客様はどなたも「講堂がまた使えるようになってよかったね」とか、「素晴らしい響きで感動しました」など満足された表情で帰っていかれました。
コンサート終了後は床に養生シートを張ってテーブルを並べ、簡単な立食パーティーでお腹を満たしつつ、感動の余韻に酔いしれ、まだ歌い足りないとばかりにあちこちで歌が・・・・。いろんなことがありましたが、我々の夢だった講堂の再生と利活用の道筋が固まり、また夢が大きく広がります。
これまで見たことないような満席の講堂 合同演奏「ふるさと」を歌う合唱団一同
横田先生の素晴らしい指揮の様子 打ち上げで和やかに語らう九大学生たち
久々の講堂清掃
6月17日(日)9:30、梅雨の晴れ間で絶好のお掃除日和。いつもの講堂ファンクラブの面々のほか、役場の担当者の皆さん、そして近隣の皆さんも駆けつけて約20名でいっせいに清掃活動をしました。2016年10月のコンサートの時以来ですから約1年半ぶりです。ホールの広い空間の掃除は少人数ではなかなか捗りませんが、みんなで手分けすれば苦にはなりません。舞台両側の小部屋や玄関横の小部屋など、これまでは不用品が積み上げられるなどして「開かずの間」になっていた場所もすっかり片付けられ、掃除ができる状態になったのも嬉しいことです。玄関横の小部屋には東側にもうひとつ出入り口があることが判明しました。その反対側には以前、電気のコードのようなものが大量に積み上げられていましたが、すっかりそれが撤去され、広い空間が現れました。
いよいよ来週は講堂オープニングのセレモニーとコンサートが開催されます。梅雨時のことでお天気が気がかりですが、どうやら週の半ばに降った後は少し収まるとの予報のようです。
講堂横には枕木などを利用した階段が設置され、これでお天気の悪い日も安心です。
真新しい瓦が葺かれた講堂は本当にステキです。
修復されたガラス窓には真紅のカーテン、天井にはシャンデリア。
2階の小部屋もきれいに拭き掃除。
小学校のシンボル・くちなしの花が清楚に香ります。
熊本義援コンサートVol,5
5月27日(日)コンサート当日は願ってもないような五月晴れで、近くの田んぼでは田植えの準備が進められ、お隣の小学校では運動会です。そんな中、午前中から出演者たちが集まりリハーサルを行いました。
本番は午後1時半から。NPO代表の挨拶のあと、前回も出演した大村のオカリナアンサンブルのグループ、そして初出場のフラメンコではギターと歌に合わせて3人の踊り手が華麗な踊りを見せてくれました。
あまりのお天気の良さに、来場者が減るのではないかと心配されましたが、コンサート後半になると運動会帰りの方も加わられたのか、多くの皆さんが熱心に鑑賞され、また募金やチャリティバザーにも快くご協力いただきました。
あらためてご出演のお皆様およびご来場の皆様に感謝申し上げます。寄せられた義援金とバザーの売り上げはすべて熊本の被災地にお届けします。

あの地震から2年を過ぎましたが、仮設住宅での不自由な暮らしはまだまだ続いているし、被害の大きかった阿蘇村周辺では道路や橋、鉄道などの復興も進んでいないと聞きます。
2011年の東日本大震災をきっかけに毎年春と秋にチャリティコンサートを開催し、皆様からの義援金を被災地に届けてきましたが、一昨年から講堂が使えないために横の校庭跡地やお向かいの西ノ原833スタヂオなどで行ってまいりました。
そして今回は初めて南地区での開催となります。会場の「波佐見町農村環境改善センター」では、講堂が工事に入ってからずっと、グランドピアノを預かっていただいておりますことから、そのお礼も含めて、このホールを使わせていただくことになりました。、今回は屋内だしピアノもあるので、さまざまなジャンルのミュージシャンが集結し、聴き応えのあるコンサートになるかと思われますのでぜひお楽しみください。
現在出演を予定しているミュージシャンは次の通りです。

♪オカリナの森アンサンブル(大村)
♪フラメンコ(演奏とダンス)
♪ツカモトタクミ(弾き語り)
♪しょうちゃんず(デュオ)
♪オブリガード(デュオ)
♪Earth sea(デュオ)
♪松本利勇(ピアノソロ)
♪Doug's Friends(Jazz band)

会場ではコーヒーやパンの販売、チャリティバザーなども開催されます。ぜひお越しください!
なお、近くの南小学校では当日、運動会が開催され、駐車場が通常より少ない可能性がありますのでご注意ください。
第6回Bravo the Brass!
毎年の恒例行事として定着しつつある東彼杵郡内吹奏楽部の集い、「Bravo the Brass!」も今年で6回を数えます。講堂改修工事のため今回まではウェイブホールでの開催となります。
コンサート当日の4月16日は幸いなことに前日の雨も上がり、楽器などの運搬に当たるスタッフはほっと胸をなでおろしました。
午後1時からの演奏、最初の出演は川棚高校コーラス部です。講堂の響きの良さに魅せられ、吹奏楽団ではないものの、毎年参加していただきいています。今年も素晴らしいハーモニーと若々しいステージパフォーマンスで観客を魅了しました。そのあとは川棚中学校、波佐見中学校、波佐見高校、川棚高校と、それぞれ新入生を迎えて熱の入った演奏を聴かせてくれ、最後は合同演奏で迫力ある吹奏楽の魅力をたっぷり披露してくれました。
おそらく来年からは憧れの講堂で演奏することができると思いますので、さらに盛り上がることでしょう。今回ご出演の皆さん、そしてご来場の皆さん、ありがとうございました。
UP↑
第6回まちづくり井戸端会議
講堂の修復工事もいよいよ大詰めで、現在は内装を中心とした工事が行われているようで、町の広報紙によると以前よりは小さ目ながらシャンデリア風のものも含めた照明器具もついているとのことです。5月末の完成が待ちきれない気分ですね。
さて2月24日(土)午後2時からの第6回まちづくり井戸端会議では、講堂を中心としたこの地域の町づくりに参画できるよう、地域の皆さんのほかにも多くの方々に加わっていただき、素敵な「夢プラン」を造り込んでいく時期に来ているという話になりました。樋口准教授がこれまで携わってこられたいくつかの町づくりも参考にしつつ、講堂の素晴らしさを活かした魅力的な町並みづくりが少しずつ進んでいきそうです。
次回は4月21日(土)午後2時から、波佐見陶器まつり直前のため場所はウェイブホールで開催の予定です。興味を持たれた方はぜひ事務局までご連絡下さい。
講堂の足場が外されました
2018年1月26日、講堂を覆っていた足場が取り除かれ、新しい瓦が載せられた美しい講堂の全容がようやく見えてきました。長いと思っていた工事期間もあと4ヶ月ほどで終わる予定です。かつての堂々たる姿が見えてくると、実感が湧いてきます。
そして2月4日、厳しい寒波にすっぽり包まれた波佐見町は久々の雪景色です。真新しい講堂の屋根瓦に真っ白な雪が積もった風景はなかなかのものです。
外観は旧中央小学校校庭付近に車を止めて見学ができますが、県道1号線ルート変更の工事のため、講堂周辺では建物の解体や移設、新築などの工事が行われ、足元が悪くなっている場合がありますので、ご見学の際はじゅうぶんお気をつけ下さい。
第5回まちづくり井戸端会議
2018年1月20日(土)午後3時から開催されたまちづくり井戸端会議には、井石西ノ原地区にゆかりのある人々の他、町議会議員や町の担当者、講堂ファンクラブの面々に加え、先日講堂の耐震工事完成に伴い、実際に利活用するには欠かせないトイレの設備を早急に併設していただくよう陳情に行った折にこの会議についてお話をしたところ、急遽波佐見町長も参加をいただいて、なかなか充実したお話ができました。今回はいつも無償で福岡からご参加いただいている樋口教授や学生との懇親の意味もあって、夕方からモンネ・ルギ・ムックに席を設けました。美味しいディナーをいただきながら更に話は弾み、きちんとした組織を立ち上げていこうという運びになりました。次回は2月24日(土)の予定です。
第4回まちづくり井戸端会議
前回に引き続き福祉会館会議室を会場に、11月18日(土)午後2時から、九州大学大学院工学研究員 環境社会部門の樋口昭彦准教授のコーディネートで、九州大学景観研究室の学生数人とともに「講堂まちづくり井戸端会議」が開催されました。井石の住民や行動ファンクラブのメンバーと、この地域を今後どのようにしたいのか、一人一人の夢を語り合いながら、役場建設課の担当者などと夢を実現させる為には何が必要なのかといった具体的な話も少しずつ見えてきました。
次回は来年1月20日を予定しています。
熊本地震義援コンサートVol,4
まだまだ復興半ばの熊本を応援し続けようと、この秋にもチャリティコンサートを計画しました。
講堂が来年春まで使用できないため、今回は会場をお向かいの西ノ原エリアにある「833スタヂオ」をお借りして開催すること二なりました。
ピアノはありませんが、キーボードなど楽器の持ち込みは自由です。
併せてチャリティバザーも開催予定、また無添加焼きたてパンとコーヒーの販売もいつもどおりに行いますので、ぜひご来場ください。
なお、駐車場は旧中央小学校校庭のスペースをご利用ください。

日時:2017年10月15日(日)午後1時~
会場:西ノ原833スタヂオ
入場:無料

主催:波佐見講堂ファンクラブ


出演:♪オカリナの森アンサンブル
    ♪ビートル兄弟
    ♪川棚高校コーラス部
    ♪しょうちゃんず
    ♪波佐見吹奏楽団
    ♪オブリガード
    ♪Doug‘s Friendsほか

コンサート当日は朝からあいにくの雨模様でしたが、野外ライブと違って特別な対応も必要なく、前日から機材を持ち込んで準備もスムーズに進みました。833スタヂオでは奥の壁に最近流行の「ボルダリング」の壁を設置する工事が行われ、以前とは少し様子が違っていて戸惑いましたが、演奏してみるとこの壁が反響板としていい影響を与えてくれたようで、特に高校生の合唱はとても良い響きでした。通常のチャリティコンサートに比べ、飛び込みのお客様が多かったのは西ノ原という観光スポットの中であったことの効果だったと思われます。ただ募金の金額は思ったほど伸びず、こういった形態での活動に限界を少し感じた所もあります。
講堂・まちづくり井戸端会議
講堂の耐震・補修工事は順調に進み、8月には真新しい瓦が屋根に葺かれて、だんだん建築当時の威風堂々とした建物が蘇りつつあります。
さて、それとは別に講堂周辺では県道1号線の付け替えやそれに伴う区画整理事業が目に見える形で進み始め、この先いったいどうなるのかと少し不安な気持ちにもなっています。
そこで講堂ファンクラブでは地域の皆様とともに新しいまちづくりについて話し合う場を作ろうと、去る5月23日(火)に九州大学大学院工学研究員 環境社会部門の樋口昭彦准教授のコーディネートで、九州大学景観研究室の学生数人とともに「講堂まちづくり井戸端会議」の第1回目を行いました。その後、7月15日(土)にはフィールドワークとして実際に講堂周辺地域を歩いて回り、気付いたことを地図に落とし込んでいきました。
そして9月2日(土)午後2時から第3回目となる井戸端会議では、学生たちが前日遅くまでかかって創り上げた西ノ原地区の立体模型を囲んで、将来の西ノ原がどのような姿になって欲しいかといった所にまで話が進み、たいへん充実した会議となりました。
次回は11月18日を予定しています。
UP↑
熊本地震義援講堂コンサートVol,3
あの熊本地震からようやく1年が経とうとしていますが、益城町など揺れの強かった地域での復興はまだまだのようですし、あの熊本城の修復にはこの先も長い時間と費用がかかりそうです。5月のチャリティコンサートとして波佐見講堂で開催を始めてから8年目となる今年は、熊本復興に焦点を絞り、開催することにしました。
ただし、今回は講堂が耐震工事に入っているために使うことができませんので、講堂横の、かつて小学校の正面玄関であった場所を舞台としての、野外コンサートになる予定です。そして雨天の場合は、県道を挟んで向かい側、西ノ原にある陶器工場跡の「833スタヂオ」を借りて行う予定です。

出演ご希望の方はお早めにご連絡ください。お申込・お問合せは事務局(090-3320-0807田﨑)まで。


本番の5月21日は願っても無いような好天に恵まれ、陽射しを避けるためにテントの数を増やすことになり、
演奏者の控え室用も加えて6張りと、ステージにもキーボードのために小さなテントを張って、
コンサートは予定通り午後1時に開幕しました。
例年通りバザーのコーナーとアーリー・モーニングのおいしいパンの売り場も設け、和やかな野外ライブとなり、
おかげさまで募金と売上金合わせて3万円ほどになりました。すべて被災地に募金として送ります。
ご協力いただいた皆様、そしてノーギャラで駆けつけてくださったミュージシャンの皆様、ありがとうございました!

〈当日の出演者〉
♪小椋&コソメ
♪しょうちゃんず
♪美砂子
♪ビートル兄弟
♪キュリオシティ
♪オブリガード
♪Doug's Friends
第5回BRAVO the BRASS!
〈当日のプログラム〉
★川棚高校コーラス部
1.ジェリコの戦い 
2.たしかなこと     
3.ファイト              
4.風になりたい

スピリチュアル  編曲:河西保郎
作詞作曲:小田和正 編曲:田中和音
作詞作曲:中島みゆき 編曲:山南雄一
作詞作曲:富沢和史  編曲小林真人
★ 川棚中学校吹奏楽部
1.インテルメッツォ             
2.エルザの大聖堂への行列    
3.ディズニーファンティリュージョン!  
4.おどるポンポコリン      

作曲:保科洋
作曲:R.ワーグナー 編曲:L.カイリエ
編曲: 金山徹
作曲:織田哲郎
★波佐見中学校吹奏楽部
1.スケルツァンド      
2.春風の通り道       
3.いのちの歌(合唱)    
4.もののけ姫セレクション   
5.エル・クンバンチェロ      

作曲:江原 大介
作曲:西山 和
作詞: Miyabi、 作曲: 村松崇継
作曲:久石 譲  編曲:森田 一浩.
作曲:ラファエル・エルナンデス 編曲:岩井 直溥
★波佐見高校吹奏楽部
1.ウインドアンサンブルのためのズーラシンアン序曲
2.Amazing Grace              
3.Make Her Mine (The Hipster Image)     
4.学園天国(小泉今日子)              

作曲:高橋 宏樹
作曲:ジョン・ニュートン
作曲:E.エース 編曲:郷間幹男
作曲:井上忠雄 編曲:郷間幹男
★川棚高校吹奏楽部
1.ヤングマン(Y.M.C.A)             
2.アマンド・ショコラ(打楽器3重奏)     
3.Pradise Has No Border        
4.テレビCMオンパレード~Vol.2~より   
5.UFO                       
6.恋(波佐見高校との合同演奏)     

作曲: J.Morali  編曲:小島里美
作曲: 高橋宏樹
作曲: NARGO 編曲: 宮川成治
作曲:小島里美
作曲:都倉俊一  編曲:星出尚志
作曲:星野 源  編曲郷間幹男
★合同演奏
 春風の通り道  

作曲:西山 知弘(2017年度全国吹奏楽コンクール課題曲)
今回で5回目となる、東彼杵郡内吹奏楽部の講堂でのコンサート「BRAVO the BRASS!」ですが、昨年秋から講堂が工事に入っていて使えないため、今回と来年は波佐見町総合文化会館(ウェイブホール)での開催となります。歴史もあり、先人達の熱い思いが伝わってくるような特別な空間である講堂でできないのは残念ではありますが、トイレや空調などの設備が整ったホールでのコンサートは主催者にとっては負担が軽く済むというのは正直なところです。今回は昨年に引き続き波佐見町と川棚町の中学高校のブラスバンドに加えて川棚高校コーラス部も参加し、郡内の若い音楽家の祭典となります。
日時 2017年4月9日(日)12:30~15:30
場所 波佐見町総合文化会館(ウェイブホール)大ホール
入場 無料
主催 波佐見中学校吹奏楽部、NPO法人波佐見講堂ファンクラブ
後援 波佐見町、波佐見町教育委員会、波佐見町文化協会
講堂改修工事説明会
2016年10月のコンサートが終わり、12月からいよいよ改修工事が開始されました。美しい講堂の全景は工事用の足場に覆われてしまい、全貌を臨むことができなくなったのは少し残念ですが、耐震補強と修復の工事がすべて終わったあかつきにはどれほど美しく蘇るのかと、期待が高まります。
今日(2017年1月13日)は報道機関などに向けての説明会が午前11時から開催され、我々講堂ファンクラブの面々も立ち合わせていただきました。
決して財政が豊かというわけでもない、人口わずか1万5千人の小さな町にしてはあまりにも立派な木造建築物で、その工事費用も我々素人にとってはおろおろするような金額ですが、町長および議会の英断で、ゆくゆくは町のシンボルとして有効活用するために今回の工事が行われるということです。
ガラスの破れた窓もかつての意匠をそのまま生かし、また音響に大きな役割を果たす壁も建築当時の素材をできるだけ生かし、再利用不可能なものも出来るだけ元の素材に近いものを使うとのことでした。2018年5月の工事完了が待ち遠しいですね。
床には養生シートが張られ、あちこちに鉄骨の足場が組まれていて、大きな工場のようです。 天井裏の「小屋組み」と呼ばれる場所。建築当時のままのしっかりした骨組みが見えますが、天井の一部が破損して覗くと下の床が見えます。 このアールデコ調のデザインの窓枠、元々は教会風の観音開きだったのを引き違いに改造したらしく、そのほうが隙間風を防げるので、改造当時の形で復元するそうです。
inserted by FC2 system